全国かぶと虫相撲大会 大会あれこれ
毎年夏、海の日の恒例行事「全国かぶと虫相撲大会」
きっかけ
町内のかぶと虫養殖家(農業)の丹野雅紹氏が、「子どもたちに最近では珍しくなったかぶと虫と一緒に遊んでほしい」と、自分が子どものころの遊びをヒントにルールや道具を考案し、昭和62年7月に中山町金沢(湯沢)の丹野さんが所有している山にあるかぶと虫養殖場で、地元金沢地区などの有志とともに、個人で第1回全国かぶと虫相撲大会(参加者約50名)を開催したのがはじまりです。
大会の歴史
大会の経過
第2回全国かぶと虫相撲大会のようすが日本テレビにより全国ネットで紹介されたことがきっかけとなり、第3回目からは参加者が予想以上に集まるようになりました。駐車場・トイレ・水道などが確保できないこともあり、数年間、一時開催を見合わせた時期もありましたが、子どもたちからの強い要望があり、また、丹野氏の知人・友人のボランティアの方々も確保できるようになったため、第4回大会からは中山町民グラウンドで開催されるようになりました。現在は会場を『中山町総合体育館』へ移し開催しています。
主催の変遷
個人での大会主催のため、経費負担が多く、大会開催を一時中止していたところ、平成5年12月25日にオープンしたひまわり温泉「ゆ・ら・ら」(管理運営…中山町振興公社)一般入浴者100万人突破記念事業として、平成8年に「ゆ・ら・ら」前交流広場で、丹野氏から大会運営のノウハウを伝授していただくと同時に、かぶと虫の提供など絶大なる協力を得ながら、全国かぶと虫相撲大会実行委員会を立ち上げ実施。その後、平成16年の第14回大会からは主催を『日本かぶと虫相撲協会』に移し、現在に至っています。そして、令和元年からは『中山町観光協会』が主催となって、大会を運営する事となりました。
更新日:2023年09月01日