芋煮会発祥の地の「北前いも煮」ブランド ~北前船がつないだ芋煮会~
北前いも煮とは
北前いも煮のストーリー
江戸時代、中山町長崎は最上川舟運の船着き場として栄えました。
荷を待つ間、船頭は河原で北前船が運んだ棒だらと地元の里芋を鍋に入れ、酒盛りをしました。これが芋煮会の始まりです。
その当時食されていた棒だら芋煮を現代風に復活したのが「北前いも煮」です。
北前いも煮は、令和4年9月19日の第13回元祖芋煮会in中山において、町の新しい特産品ブランドとしてお披露目されました。
レトルト商品にもなり、芋煮会シーズンだけではなく、芋煮会発祥当初の芋煮を年中お楽しみいただいております。
北前船が前進する姿を表したロゴ。ブランドカラーは「紺」。
北前いも煮の特徴
山形の芋煮と言えば、「牛肉が入った醤油ベースの・・・」をイメージしますが、北前いも煮は里芋こそ入っているものの、それとは異なるものです。
海から運ばれた棒だらを昆布・かつお出汁ベースでじっくり煮込み、やわらかい里芋がふわっとろっと舌に絡む白出汁風味のさっぱりとした味わいです。
里芋は町内産
北前いも煮の具材として使われる里芋は、町内産の「土垂芋(どだれいも)」です。
母なる川 最上川と豊かな自然に囲まれ、瑞々しくも粘り強い里芋が育ちます。
小ぶりでねっとりホクホクしているのが特徴です。
※ 町内産の土垂芋を使用することを推奨しますが、収穫時期や収量には限りがあります。手に入らない場合は他の地域の土垂芋や他品種でも代用いただけます。
北前いも煮を食べる方法
北前いも煮協力店(町内の飲食店)
町内の「北前いも煮協力店」で北前いも煮が提供されています。(一部準備中の店舗がございます。)
是非、中山町へお越しの際は、協力店で北前いも煮をお召し上がりください。
写真ののぼりとステッカーが協力店の目印です。
協力店一覧 <準備中>
おみやげ
レトルトの北前いも煮がございます。ひまわり温泉ゆ・ら・らを始め村山地域の取扱店でお買い求めいただけます。
山形のお土産として、ご家族、ご友人またはご自身用にいかがでしょうか。
イベント
第13回元祖芋煮会in中山(令和4年度)、第14回元祖芋煮会in中山(令和5年度)では北前いも煮を無料振舞いたしました。
その他、当協会が参加する各種イベントの物販にてレトルトを販売いたします。
ご家庭での調理
下記の方法で手軽に北前いも煮を調理することができます。(レシピは一例です。)
更新日:2023年10月20日