おしんの生家撮影地

更新日:2023年09月01日

『おしんの生家』は平成24年に解体され、現在は見ることができません。
 現在、『おしんの生家』は鶴岡市の庄内映画村オープンセットに移築復元されました。

 NHK連続テレビ小説「おしん」(1983年4月から84年3月に初回放送)が中山町岩谷地区で撮影されました。ドラマで「生家」として使われた家ではありませんが、保存会の人達が「おしんの生家」と呼ぶこの家は、出演者やスタッフの控室として使用されたほか、セットの囲炉裏のモデルになっており撮影地の記念に保存されております。この家は建てられてから150年ほどたっていて昔の農家の生活が感じられます。

 この家は平成12年の大雪で倒壊寸前になり、平成13年8月に町の有志がテレビのクイズ番組に出演し修繕費を獲得、平成14年に現在の状態に修復しています。同年に結成した「おしんの生家保存会」の皆さんが、草刈りや清掃、雪下ろしに努めてきましたが、会員の高齢化や資金不足から、平成24年冬、生家は雪の重みで崩れてしまいました。その後保存会の皆さんが県に相談。その結果、平成25年に県が解体費用を負担し、鶴岡市の庄内映画村オープンセットに移築・復元されました。

 これを契機に平成25年秋には「おしん」が映画化されました。

 「撮影地」は中山町役場から西へ8キロメートルほど入った山間部にあり、雪が積もった場合、国道458号から山間部に入る道路に除雪されない部分があるため「おしん撮影地」まで到達できません。

NHK連続テレビ小説「おしん」の出演者4名のパネルが中央に設置された、おしんの生家内部の写真
手前にはスリッパと束ねられた小枝が並べられ、中央には四角い囲炉裏と丸いちゃぶ台がおかれた写真
手前には、糸紡ぎ機があり、奥には畳が重ねて置かれている部屋の写真

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