つつが虫病にご注意ください!

更新日:2023年09月01日

つつが虫病にご注意

(1)つつが虫病とは

つつが虫(ダニの一種)の幼虫に刺されることにより感染します。潜伏期間は5日~14日間で、高熱で始まり、寒気、頭痛、全身倦怠感など風邪に似た症状が伴います。大部分が春~初夏にかけて発症します。熱が出て2~5日ころに発疹がでます。刺し口があります。適切な治療がなされないと、心不全、腎臓障害、肝臓障害、肺水腫、脳炎などの重篤な症状があらわれます。人から人には感染しません。田畑、山林、やぶ、河川敷等、つつが虫の生息していそうな場所に立ち入ってから5~14日後にこれらの症状が出た場合は、それらの場所に立ち入ったことを忘れずに医師に話してください。

(2)予防の方法

ダニは田畑、山林、やぶ、河川敷などに生息しています。農作業、山菜採り、レジャーなどでこのような場所に立ち入るときは、次の事項に心がけてください。

 

  • 長袖、長ズボン、長靴、手袋等を着用し、素肌をできるだけ露出しない。
     
  • 休息する時には、なるべく草むらに直接座らない。
     
  • ダニ忌避剤、防虫剤を衣服に散布する。
     
  • 立ち入ったあとは入浴し、吸着したダニを洗い流す。

 

 治療が遅れると重篤になる場合がありますので、ダニの生息していそうな場所に立ち入ったあとに発熱した時には、早期に医療機関を受診してください。

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