中山町の初市
商売繁盛を願い江戸時代から続く伝統行事である「初市」。地域住民のみなさんにその長い歴史と文化に触れ合ってもらうため、毎年1月14日に「初市」を開催しています。
昔、最上川舟運によって上方や酒田方面から届いた塩や五十集(魚介類)、呉服、瀬戸物(陶器)、小間物類などたくさんの見世(店)物がたち並び商取引でにぎわいました。
「市」は鎌倉時代から室町時代にかけて地方ごとに月3回にわたって市がたち、やがて6回開かれるようになりました。長崎の市は、四と八のつく日に月に6回開かれ「六斎市」と呼び定期的に開かれ幕末まで栄えました。
昭和30年11月1日号の町報なかやまによると、正月の初市、3月の節句市、盆市、暮市が開かれていましたが、近年には12月28日に暮の市、1月14日に初市、旧暦1月14日にだんご木市が行われ、現在は1月14日の初市が残っています。
~引用文献「ふるさとの文化財」・町報なかやま昭和30年11月1日号~
【市神石】
城下町形成時代に道路傍らか道の中央に祀られ、道路沿いでは見世(店)物がたち並び商取引でにぎわった交易の場の名残をとどめる市神石は県下に44か所あったといわれ、長崎市神石は昭和36年に中山町役場庁舎前に移されました。(昭和43年4月24日中山町有形文化財指定)~引用文献「ふるさとの文化財」~


2025年1月 初市
日時:2025年(令和7年)1月14日(火曜日)10:00~14:00
会場:旧情報・物産館まるっと前駐車場
【内容】
10:00~ 屋台の出店
初市でご購入いただいた方に豪華賞品が当たる抽選会
※さらに、抽選会に参加された方で小学生以下のお子様を
お連れの場合、くじを引いて出た数字の数の駄菓子がもらえます
12:00~ 北前いも煮の振舞(先着100名)
13:00~ 卵パックプレゼント(先着100名)
更新日:2023年11月07日