就任のあいさつ

更新日:2023年09月01日

就任のあいさつ(令和5年1月)

 町民の皆さんのご支援により務めさせていただいた2期目4年間のこのたびの審判は、無投票という結果となり、再び町政を担わせていただくこととなりました。改めてこれからの町政をお預かりするという責任の重大さを痛感しているところでございます。

 就任1期目は「夢と活力のあふれるまちづくり」を目指し、庁舎内の雰囲気も変わり、町民の皆さんの中にも「シビックプライド」が芽生えていることを感じることができた4年間であったと思っております。そして2期目は、「まちづくりは、地域と町の共同作業」を掲げ、できるだけ多くの町民の意見を集め、町民が主体性を持って積極的にまちづくりや地域活動に取り組むことができるような体制・環境づくりに取り組みました。

 しかしながら、令和元年10月の大型台風による最上川における河川氾濫災害をはじめ、令和2年7月と昨年の8月豪雨による自然災害、令和2年からの新型コロナウイルス感染症・感染拡大に伴う社会変動と昨年2月からのロシアによるウクライナ侵略、物価高騰。今まで経験したことのないような事態が日常生活に多大なる影響を及ぼしてきました。

 そのような中、令和3年3月に「第6次中山町総合発展計画」を策定しました。まちの将来像として、20年後を見据えたまちづくりの理念、まちの将来像とそれを実現するための基本目標や施策の大綱を示すものです。

     郷土の誇りを 未来につなぐ
       ひとが輝く健幸のまち なかやま
       ~思いやりの絆で築く みんなの想いが響くまち~

と掲げています。また、これから進めていく重要施策の中でも、「防災・減災 災害に強いまちづくり」に向けた取組みは、最重要課題と捉えております。

 ここ数年、内水氾濫の原因となってきた石子沢川流域について、国・県・町とが一体となり特定都市河川の指定を目指し、災害等への対応力の強化を進めてまいります。国の国土強靱化の取組みも合わせた事業の推進により、田園を含む都市形成のあり方も検討しつつ、老朽化が進む役場庁舎を含む公共施設の再配置も事業化に向けて考えていかなければなりません。

 このように災害に対応できる基盤整備の基本構想を確立した上で、子どもたちが住み続けたい・帰ってきたいと思うまちづくりの充実を進めてまいります。

 子育て世代が安心して働ける社会を構築し「子育てするなら中山町」と思えるように、高齢者の皆さんには「生きがいを持てるような町」と思えるように、町民一人ひとりが「郷土の誇りある中山町」を次の世代に引き継いでいけるように、私に課せられた使命を果たし全身全霊を尽くしてまいります。

 町民全てが豊かな気持ちで暮らせる社会を創造し、持続可能な明日をつくるために、皆さんのお力添えをお願い申し上げ、就任のごあいさつといたします。

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