ここから本文です。
掲載日:2022年10月15日更新
マグネットパズルは、三角形や四角形などの枠上にパーツを磁力でくっつけ、いろいろな形を作って遊ぶおもちゃですが、磁力の強いネオジム磁石が内蔵されているものがあります。パズルが破損し、内蔵されていた磁石を幼児が誤飲して消化管に穴が開くという事故が発生しているので、注意が必要です。
〈事例〉マグネットパズルが剝がれるように壊れ、パーツ内の磁石を2個誤飲した。腹痛と嘔吐があったため医療機関を
受診し、検査した結果、お腹の中に磁石があることが分かり、排泄されなかったので手術で磁石を取り出した。強
力な磁石により、磁石が腸管壁を破っていた。(当事者:2歳 男児)
【アドバイス】
◆マグネットパズルで遊ばせる前に、壊れたパーツがないか確認し、剥がれかけていたり亀裂が入っていたりするパーツは、磁石が外に出る恐れがあるので使わないでください。
◆複数の磁石を誤飲すると、体内で磁石同士が消化管を隔ててつながり、穴が開いてしまうことがあり大変危険です。誤飲した可能性があるときは、症状がなくてもすぐに医療機関を受診しましょう。
◆対象年齢未満の子どもが触らないよう手の届かないところに保管しましょう。兄弟姉妹で遊ぶ際には特に注意しましょう。
※詳しくは、以下の国民生活センターホームページを確認しましょう。
・「破損したマグネットパズルの磁石を誤飲!(PDF)<外部リンク>」
・「マグネットパズルの破損に注意-内蔵された強力な磁石を誤飲した幼児の胃や腸に穴が開く事故が発生-(PDF)<外部リンク>」
・「強力な磁力を持つネオジム磁石製のマグネットセットの誤飲事故が再発!(PDF)<外部リンク>」
※ご相談・お問い合わせ先
中山町消費生活相談窓口(住民税務課 住民G内)☎662-2593