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掲載日:2017年7月10日更新

岩谷十八夜観音

国指定重要民俗文化財

 町の西方約4km山奥にある岩谷地区の十八夜観音堂は、昔から目の病気をなおす仏神として信仰され、地元はもとより遠方からも多くの信者が参拝に訪れました。本尊の縁日が18日であることから十八夜観音といわれています。
 また、当時は「オナカマ(口寄せ巫女)」の本山といわれるほど栄え、オナカマが納めた道具や絵馬などが国の重要有形民俗文化財に指定され、中山町立歴史民俗資料館に保存されております。
 毎年8月18日の観音例祭で行なわれる火渡りの儀式では、修験者により清められた火の上を大勢の参拝者が様々な願いを込めて渡っていきます。

岩谷十八夜観音の写真 火渡りの儀式の写真

岩谷十八夜観音堂

 観音堂の縁起には、飛鳥時代の開基とあるが定かではない。拝殿は大同2年(807)に再建されたとの言い伝えがあるが、現在の拝殿は江戸中期の建物と鑑定されている。また、本殿は文政9年(1826) 8月18日再建の棟札が残っている。
 しかし、観音堂の南西約1kmの高峰山頂近くに「奥の院」と呼ばれる場所があり、そこの洞窟内にある石造物(宝篋印塔=鎌倉~室町時代)の存在から推定すれば、古い時代に建造されたものが再建されたものとみられている。
 岩谷観音はむかしから目の神様、仏様として信仰され、地元はもとより村山地方の遠方よりの信者も多かった。また、「オナカマ(口寄せ巫女)」の本山といわれるほど栄えたと言う。むかしは年に3回の例祭があったが、現在は8月18日を例祭としており、毎年大勢の参詣者でにぎわいをみせている。
 岩谷観音が特に注目されるようになったのは、主に村山地方一円から納められた数多くの「オナカマ」の道具や絵馬など合計951点が、国の重要有形民俗文化財に指定されたことである。この資料は町の歴史民俗資料館で見ることができる。

お問い合わせ先

中山町立歴史民俗資料館 Tel023-662-2175

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