◎お達磨のサクラ   達磨寺地区より東方1.3q程の須川左岸に位置し、高さ約12m、目通り幹囲5.4mに  達する県内有数の巨木で、山形県指定天然記念物である。   この桜の和名はエドヒガンで、樹齢約700年と推定されている。この花の咲く頃が苗  代の種まきの適期だったことから「種まき桜」とも呼ばれてきた。   他に昭和初期と戦後の2度にわたって桜の木(ソメイヨシノ)が植樹され、  現在では毎年4月下旬になるといっせいに見事な花を咲かせる。 ※達磨寺遺跡   お達磨のサクラ周辺一帯は、むかしから土器片などの遺物が見つかっていることから、  遺跡があるのではないかと言われてきた。このため山形自動車道の建設に伴って昭和  58・59の2ヵ年にわたり発掘調査が実施され、調査の結果、竪穴住居跡・掘立柱建物跡  などの遺構が確認されたほか、土師器 (土器)・石器・鉄製品などの遺物も出土し、鉄工  房的な性格をもった集落跡ではないかとみられている。時代は奈良・平安〜鎌倉時代と  みられている。   その後の調査で、古墳時代の遺物も出土している。