いも煮会発祥のまち 中山町 文字の大きさ

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中山町の伝承芸能



■町に伝わる伝承芸能
中山町指定無形民俗文化財に指定されています。
 名    称  伝 承 地区 文化財指定年月 
達磨寺田植踊  中山町大字達磨寺地区  昭和61年4月
小塩御福田田植踊   中山町大字小塩地区  昭和61年4月
 土橋獅子踊  中山町大字土橋地区  昭和61年4月
 中山町川向金比羅樽流し  中山町大字長崎川向地区  平成26年3月

※その他の指定文化財については中山町の文化財をご覧ください。




 
 達磨寺田植踊



中山町指定無形民俗文化財
(昭和61年4月指定)

 達磨寺田植踊は村山地方のテデ系田植踊りの典型的なものです。
 言い伝えによれば二百数十年前この地方に大飢饉があった時、仙台のほうから伝わったといわれる豊作を願う踊りです。
 天保の頃には農村娯楽として盛んに踊られたらしく、それを物語る面白い古文書も残されています。
 踊りの披露は、お盆の頃に達磨寺地区の八幡神社境内や、桜の開花時期にお達磨の桜公園で踊られています。



 小塩御福田田植踊

中山町指定無形民俗文化財
(昭和61年4月指定)

 小塩地区に伝わる田植踊りは、代かき田植えから取り入れまで、稲作の仕事が順調にはこぶさまを演じ、そのように豊作になるよう祈りをこめた呪術的な舞踊であり、いまも受け継がれています。
 県下にも数多くの田植踊りがありますが小塩の田植踊りは、御福田という五穀豊穣を祈る特殊な行事と結びついているのが大きな特色です。
 旧正月の20日前後に地区の公民館を宿にして、そこに葉山の御神霊を迎えます。
 一人の若者が法印となり、家々をまわって祭文をあげ、虫除けの札を渡して去ると、そのあとに田植踊りの一行がにぎにぎしく座敷にくりこんできて田植踊りを踊ります。
現在は4年に1回、閏年に踊られています。
 



 土橋獅子踊

中山町指定無形民俗文化財
(昭和61年4月指定)

 土橋地区の獅子踊りは田植踊りとともに山形県の2大民俗舞踊です。
 県下にも系統のことなる多くの獅子踊りがありますが、土橋獅子踊は村山長幕系獅子踊りの典型的なものといわれています。
 地元に伝わる縁起書によれば、元来「聖霊菩提踊」とよばれ祖先の霊を供養し、家の永代繁昌を祈願するための踊りとされています。
 獅子踊りの「獅子」とは日本に生息するイノシシ、シカ、カモシカなどの野生動物を意味します。踊り手はそれらの動物を模した被り物を被り、笛や太鼓に合わせて踊ります。
 現在は毎年5月3日土橋地区内の玉昌寺山門前と民家の庭先で踊られます。
 



 中山町川向金比羅樽流し







中山町指定無形民俗文化財
(平成26年3月指定)

 最上川に樽を流して水難事故がなくなるようにと願う長崎川向地区に伝わる伝統行事『中山町川向金比羅樽流し』。
 平成25年7月に有志による保存会が設立し、平成26年3月に町指定無形民俗文化財に指定されました。
毎年5月には恒例の樽流しが行われています。
■ 全国でも珍しく、県内に唯一残る樽流しの風習
 昔から海辺や川筋に住む人々、航海や舟運に関わる人々は、水の神「金比羅様」に対する畏敬の念をもっていました。その水の神への信仰が金比羅信仰です。その本拠地は香川県の金刀比羅宮にあり、金比羅信仰は江戸時代中期頃から全国に広まっていきました。
 この時期、山形県では最上川舟運が盛んでしたが、日本三大急流の最上川では水難事故が絶えませんでした。そんな舟運の安全や水難事故の防止を願い、当時は中山町を含め県内各地で樽流しの風習が見られました。
 しかし、時代の流れとともに樽流しは次第に廃れ、いつしか中断。今では「金比羅樽流し」の風習が確認されているのは、県内で唯一、川向地区のみになっています。
■ 伝統行事継承に向けて保存会を設立
 川向地区の樽流しは平成18年頃まで地区を挙げて実施してきましたが、金比羅講中の減少等が理由で中断。その後は「水難事故を起こしたくない」という思いから、白田ヤノさん(桜町)が一人で樽流しを続けてきました。
 これを知った町内の有志が伝統行事の復活・継承に向け「保存会準備委員会」を組織。平成25年5月に8年ぶりに樽流しを復活させ、その2か月後、「準備委員会」から正式な「中山町川向金比羅樽流保存会」(鈴木昭十会長)を設立しました。会員数は22名。県内に唯一残る樽流し行事を守り、後世に伝えようと本格的な継承に乗り出しました。
■ 町指定無形民俗文化財に指定
 このような動きのなか、中山町としても地域に残る貴重な文化遺産を後世に継承していきたいことから、平成26年3月7日に「川向金比羅樽流し」を中山町指定無形民俗文化財に指定し保存に乗り出しました。
町が無形民俗文化財を指定したのは、達磨寺・小塩御福田田植踊、土橋獅子踊に次いで4件目です。
■平成26年の樽流し
 5月18日、保存会を設立し、町文化財指定後初となる樽流しには、保存会のメンバーや地区の方など約30名が集結。
 最上川左岸にある金比羅堂では、おごそかに神事が行われた後、岸辺に移動し、白田さんらが酒を入れた樽としめ縄を最上川に流し、水難事故の防止を祈りました。
(広報なかやま 平成26年6月15日号)
 



※お問い合わせ先
中山町 教育課 生涯学習グループ рO23−662−2235




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